
愛する人との意志の疎通ができなくなり、会話が途絶えてくると多くの女性の場合、怒りとなって表に出てきます。そして、相手を責め立てて状況は悪化していきます。そんなことの繰り返しは、やがて淋しさを募らせ孤独感が増してきます。人間は会話ができるのですから、まずは話をちゃんとしてみることです。そして本当に自分がその人を失いたくないのなら、素直に謝ることから始めてみるのです。自分の素直な気持ちを相手に伝えれば、関係は改善されるでしょう。(2008年9月) |
人は自然に、自分から嫌なことを排除したいと考えます。楽なこと、楽しいことは大歓迎、苦しいこと大変なことは来てもらいたくないのです。でも、苦しいことや大変なことの中にこそ学ぶことが多いのです。逃げていたら、いつまでたっても成長はしないのです。乗り越えようと努力すると、いろいろな人々が助けてくれるものです。人の一生には進むべき道に迷って、泣かなくてはならないことが幾度かあるのです。そういう時こそ、知恵を働かせ、良い経験をいっぱい重ねれば良いのです。(2008年8月) |
日本の歴史を見ても太古の昔より、人間と人間が権力を巡り戦ってきました。江戸時代の二百六十五年は国の内外に於いて戦いはなく平和な国であったと伝えられています。でも明治以来戦争が続き、ようやく終戦となり、六十年以上戦争はなく、平和が巡ってきました。大きな戦争がなくても、事件は相変わらず起き、金銭にまつわる不正や殺生、権力争いなど様々な人間の心を表しています。物質的、文化的には大きく変化しましたが、人間の心は相変わらず同じ所を巡っているようです。(2008年7月) |
人の表情は、喜怒哀楽のそれぞれの時に、顔に現われてくるものです。自分の表情は自分では判りにくいものですが、相手の人は見ているわけです。人は時に怒ることも必要ですが、感情の赴くままに、激しく怒りをぶつけた時、その顔はどのようになっているのでしょう。般若の面のような顔かも知れません。それは恐ろしく、誰も美しいとは思わないでしょう。その顔を大切な人に見せてしまったら、関係はどうなるでしょう。感情に流される怒りを押え、笑顔が出るように努力してみましょう。(2008年6月) |
インドでは右手を神聖な手、左手を不浄の手として使い分け、その両手を合わせることは清濁併せたことになり、人間の真実の姿があることを表すと考えられています。合掌は仏さまに対する信仰心のみならず、他人に対する敬意や感謝でもあります。それは他に向けての行為ですが、実は自分自身にも向けられています。また叶うという字は口に十と書きます。口の前に手を合わせて祈ると、その祈りが叶うと言われます。両手を合わせると互いの手の温もりが感じられ、心の中に安心が広がってくるのです。(2008年5月) |
「なかなか思うようにいかない。友人は出世するのに自分は」という種の悩みも多いようです。人生の長い道のりを順調に歩めるということを望んでも無理があります。子供の頃幸せだった人。結婚してから幸せな人。おいて幸せになる人。必ず、どこかで光り輝いて幸せを感じる時期があるのです。今まで思うようにいかなかった人は、これからに期待すればいいのです。学生時代には目立たなかった人が、社会に出て成功していることもあります。あなたの人生もこれからきっと大丈夫。(2008年4月) |
音楽は、いつ聞いても良いものです。楽しい時、嬉しい時、悲しい時、心に深く残った音楽は生涯忘れないものです。失意の時に励まされた歌、悲しい時や淋しい時に慰められた歌、その時々の心に浸みる歌があります。それは人の心に安らぎや勇気を与えてくれるものでもあります。菩薩の世界は慈悲の心です。慈は楽を与え、悲は苦を抜く「抜苦与楽」が基になっています。音楽もまた菩薩の世界です。音楽家の方々は多くの人々に慈悲を施していることになるのです。(2008年3月) |
人の一生は運命によって決まっているのだから、そこから逃げられない。そう思っている人が多いように聞きます。因縁というと、何か悲しく悪いもののように感じますが、善い因縁もあるのです。因縁因果から考えると悪い因があったから悪い結果が出る一方、善因善果もあるわけです。今の状態が思わしくないのであれば、これからの生き方を善因となるよう努力すれば、必ず今生に於いて善い結果が出てくるのです。あきらめないで精進することが自分を救う根になるのです。(2008年2月) |
病は「気」からと言います。近年、ストレスからくるところの、気の病が増えているようです。疲れても休むことにより、また違う不安に苛(さいな)まれて、休みたい休めないが悪循環となり、日々の生活にさえ障害が出てくるようになってしまいます。疲れは精神的なゆとりをなくし、自分の本来の力を失わせていきます。過度な疲労を起こす前に、ゆっくりと心と身体を休ませてあげることが大切です。倒れてしまったら自分だけでなく家族や周囲に心配と迷惑をかけることになってしまいます。(2008年1月) |